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糖尿病と合併症 [糖尿病を考える]

病院に寝たきりになる症状までいった糖尿病は、糖尿病だけでなく、さまざまな合併症を引き起こすことが多く、その合併症が深刻な事態になることがあるため、糖尿病が問題視されているのです。

昔聞いたことがありますよね。“糖尿病になると目が見えなくなる”というのを、いきなり失明してしまうというものではありませんが、これは全くの間違いでもありません。糖尿病になると網膜症や白内障など眼のトラブルを引き起こすことが多く、そのせいで物が見えにくくなります。

具体的には物が二重に見えたり、ぼやけたり、という具合です。初期段階では見えにくい程度で済みますが、これがひどくなると失明もあり得るというわけです。

次によくある合併症として、手足のしびれ・痛みが挙げられます。これについては明確な自覚症状なので心当たりがある方は要注意です。

痛みは特に夜におとずれまして、針でチクチクと刺されるような痛みを感じます。足の裏に何か板のようなものがずっと張り付いているような感覚になることもあり、触感が鈍くなります。そのせいで先の尖ったものや熱いものを触っただけで検知できず、怪我ややけどをしてしまうことがありますので危険です。

ここまでの2つはそれぞれ「糖尿病網膜症」「糖尿病神経障害」と言います。そしてもうひとつ、今からお話しする「糖尿病腎症」。この3つを総称して糖尿病の3大合併症といいます。それだけ件数が多いということですね。

さて糖尿病腎症というのは名前の通り腎臓の機能に起こるトラブルです。腎臓は体の毒素を一時的に無毒にして体外に排出するために重要な役割を果たしています。

腎臓の中にある糸球体という部分がその機能を持っているのですが、糖尿病になるとこの糸球体にある毛細血管が機能しなくなり、毒素を体外に排出することが出来なくなります(つまり、おしっこが作れなくなります)。こうなると腎臓病の世界になってしまい、人工透析が必要になってしまったりします。

合併症は今ある症状をさらに悪化させ、時には命を奪い取ることもあります。合併症にかかっては、当初の糖尿病を先に直すのか、合併症の症状を治すのかでも分かれるでしょう。

体の機能低下は、様々な症状を起こすものです。そうならないためにも、自分の健康チェックは欠かさないことですね。

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タグ:合併症
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